こんばんは。 2009年最初のお題を何にしようかなと悩んでいた艮です。
いろいろと考えた結果、やっぱりヘアカラーリストとして最も大事な【色】のことにしようと決めました!!!
で、私たちヘアカラーリストがまず最初に勉強することは昨年でもお話させて頂いた明るさの勉強を最初にするのですが、それが出来るようになれば次は色なんですよね。
日本人の髪の毛から作られるナチュラルレベル【明るさ】によって出てくるアンダーカラーにひとつの薬剤を塗ることで様々な色が生まれるのは、美容師さんにとっては当たり前のことですよね?
では、どんな色が生まれるのか?
それは、薬剤をそれぞれに塗ってみないとわからないのです。経験が積もれば真っ白な髪の毛に塗った色さえわかれば、その色がこのアンダーカラーもしくは明るさに塗ると、こうなるというイメージも出来るようになるのですが最初は自分の目で見て確認して頭に焼き付ける!!!という作業の繰り返しなんです・・・
ヘアカラーリストにとっては、この勉強は当たり前なんですがトータルでしているスタイリストに関してはそうでもないみたいなんですよね・・・
(ちゃんとしている方も勿論いらっしゃると思いますので、不快に感じられた方にはお詫び申し上げます。)
で、どんな風なものかが2009年から心機一転として画像を載せてみたのがそれです。
ほんのごく一部でしかありませんが、こういう風に把握することで来店されたお客様の要望に応えられるように自分の引き出しを常に作る勉強をしているのがヘアカラーリストでもあります。
トータルでされているスタイリストには勉強することが他にもたくさんあるので、この作業を費やす時間が足りないようなんですよね・・・
というか、色を作る勉強よりは、もっとカットやパーマの勉強をしてもらったほうがいいともおもいます・・・
私が言いたいのはトータルでされているスタイリストを否定しているわけではなく分業制の良さを理解して頂けたらなという想いのもとでの発言ですのでご了承くださいね。
スタイリストは【カタチ】の勉強に専念できてヘアカラーリストは【色】の勉強に専念できれば、よりいい技術が身につきやすく良いデザインが生まれやすいと思いませんか?
一年間、みっちりカットとパーマの勉強に費やした人とカラーも全部ひっくるめて勉強をした人では【カタチ】を作る経験に差が生まれると思いませんか?
私は思います。
そこが分業制のひとつのメリットでしょう・・・
まぁ今回の言いたいことが何かと言いますと、美容師さん方に一言・・・
ご自身の店にある薬剤の色をアンダーカラーに応じて確認がとれていますか?
出来ていないなら、これから始めて頂きたいということです。
色がわからない=お客様がホームカラーをするときの心境と同じですよ?
どうなるかわからない・きっとこうなるんだろうなぁという曖昧さや不安を持ちながらするカラーで料金を頂いていいのでしょうか?
確かに予想外の結果がでることも多々ありますが、それ以前にそうすることは美容師としての義務であるのではないかなというのが私自身の考えであります。
ヘアカラーリストだから強く言えると思われるかもしれませんが、そこが私たちの強みだと思っていますのでこういったことが言えるのだと・・・
逆に私たちも、もっと【カタチ】つくりの勉強をしないと駄目なんですがね・・・
そこは、頑張っていきます!!!のでお互いにやらなければいけないことを再確認して2009年はより良い【カタチ】と【色】をお客様に提供させて頂き、素敵な女性や男性を増やしていきたいですねぇ^^
みなさん、不況に負けない良い年にしていきましょうね!!!
ではでは・・・
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