
こんにちは。
今週も一週間があっという間に過ぎ、もう2月に・・・
もうすぐシルク・ド・ソレイユのチケット発売が近づいてきたので楽しみにしている艮です。
今回は、自分のマイブームといいますか自分の好きな色であり綺麗な色を作ることを永遠のテーマにしている【緑】の話をしようかなと。
写真は、最近作品撮りに使用する色で緑を使う予定なのでいろんな緑を作ってみましたw
まだまだ、足りないですが・・・
で、その前になんで、緑が好きなのかと・・・
日本人の髪には、赤い色素があるという事は今更いうことでもありませんが皆さんご存知だと思います。
緑を作るには、その赤という色素がとても邪魔なんですね。補色という反対色になるからであって・・・
で、自分が作りたい緑を出そうと思うと赤い色素を削る必要があります。しかし、この行為はダメージを伴ってしまう・・・かといって削らなければ作りたい緑が作れない・・・この葛藤が色作りで頭を抱える問題なんですが、これを解決させることが楽しく、最近では思うように緑が作れるようになってきたんですw
だから、尚更緑を作るのが楽しくって仕方がないわけであり【赤い色が嫌いなんです】というお客様が来られたときはテンション上がりまくりで・・・だからといって他の色が嫌いなわけでもなく、他の色を作るのが簡単なわけでもないのですがね^^;
緑を作るうえで一番難しいのは、赤い色素が人より強い方ですよね単純に緑系の薬剤をのせても茶色にしかならないし退色すると赤に戻る・・・これが嫌っていうお客様は結構いるので、これを解決する手法が自分学の中でかなり確立してきたかなと思います。
一概に緑といってもあからさまな緑をお客様に提供することはないですがね・・・いかにその方に合わせた色合いで持っていくかもヘアカラーリストとしての役目でもあるわけで^^
最初の頃に海外では、ヘアカラーリストは当たり前という話をしましたが、これは海外においてはたくさんの人種の方が1つの国や町に滞在されていて美容室にもたくさんの人種の方が来られるので色素の違う人種に対応したヘアカラーを提供するための知識が膨大なためヘアカラーリストが必要とされているわけでるのですが、日本でヘカラーリストが必要な一つの要素としての意味合いが、この色素の把握にもなるんですね。
日本人でも色んな色素を持っている方がいらっしゃいます。それに対応する知識や見分ける目を養っているのがヘアカラーリストであるのでヘアカラーリストは必要なんだと・・・
今の日本人の色素は年々変化をしてきています、食文化の変化が大きな理由とも言われていますが私自身も少なからずそう感じています。
特に最近多く感じるのは赤い色素が少なくなっている傾向ですね・・・
緑を作るという意味では非常にやりやすいのですが、楽観的には受け止められない事でもあるんですよね。
体が変化をしているというのがいい傾向であればいいのですが、アレルギー体質な方が増えているというのもそこからわかるような気もしますしね。
ヘアカラーでかぶれやかゆみが出やすくなる方もこれからもっと増えてくるのではないでしょうか?
メーカーも薬剤の改善をしていますが、食べるものも何かしら自分たちで考えていく必要があるのかなとも思う時代なのかなと・・・
小さい頃からの積み重ねが今になり、また先々に出てくるであるでしょうから医学と同じように【未病】という土台を作る生活も大事でしょうね。
ちょっと、話がずれましたがヘアカラーを長く楽しんで頂きたいという想いを書いてみましたw
色で自分を表現することを何歳になってもして頂きたいなと・・・
では、では・・・
PR