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ヘアカラーリストのことをご存知ですか? ヘアカラーリストのことを知って頂くために現在もヘアカラーリストとして働く漢(オトコ)が熱く語るブログです。
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ヘアカラーにおいて・・・

こんにちわ。
先日、同級生が友人と一緒に来店してくれました。近くに住んでいるといってもワザワザ足を運んでくれるということに感謝し、人の繋がりをもっと大事にしていこうと改めて感じた艮です。


まずは、週末に更新すると言っておきながら更新できなく申し訳ありませんでしたm(__)m
今日は、休日ということなのしっかり熱くかたります!!!


少し前に、人の髪の毛を明るくすると色が変化する話をさせて頂いたのでその続きを・・・
人の髪の毛は明るくしていくと 青→青紫→紫→赤紫→赤→赤橙→橙→黄橙→黄→薄黄と変化をします。
で、皆さんの今の髪の毛の色がこれにどこに所属するのかを見分けることが、まずヘアカラーをする前に私自身は判断します。場合によっては以前されたカラーの色がのこっていたりすることも多々あるのでその場合もどんな色が残っているのかを見分けていきます。
例えば、来られたお客様の髪の毛の色が先程書いた橙だと判断したとします。その方は今回【赤くしたい!!】
と言われました。では、どんな色をのせるのか?といいますと正解は赤ではないのです・・・
ただ単に赤というカラー剤をこの状態に塗ると何色になるかというと橙に赤を混ぜると何色になりますか?


正解は・・・【赤橙】なんです。


これは、絵の具と同じ考えなんですね。なので橙を赤くする場合は橙を打ち消してしまう青を赤に混ぜて赤が出やすいようにしたり、赤に青紫を混ぜて青紫の青で橙をけしつつ紫のなかにある赤でさらに赤さを増すといった薬剤の調合を考えるのが色作りの考え方なんです。
ちょっと、複雑ですが理にかなった考え方なんです。色はそうやって考えないと自分が出したい色を作れないですしヘアカラーリストはそういったことが出来る【知識】と【色を見分ける眼】を持っているのが自慢なんですw


まずは、知識も大事なんでが最初に話した来られた状態の髪の色を判断する【眼】が大事なんです。
うわぁ、金髪やんではなく金髪でもその中に黄色の髪の毛がどれぐらい存在しているのか?黄色の髪の毛は無いのか?などをしっかり見極めないと色の調合にミスが生じるので私自身はとにかく色を見分ける【眼】を作ることから始めました。これが出来るようになって初めて色作りの調合がわかるようになるんです。
でも、これが判断できない美容師さんがとても多く理論的に色を出しているのではなく、なんとなくでしか色を作っていないというのが残念なことなんです。
なんで、そうなっているのか???というと


ここまで話したことを一般のお客様でなく美容師ですら知らないとういうのが今の美容業界の現状なんです。
だから、素敵な色を作るとか以前になんとなくでしか色を作っていない人があまりにも多いのです。
ありえないですよね・・・お客様からはお金を頂いているというのに・・・
勿論、そういったことをしっかりしている美容師さんもたくさんいらっしゃいます。そういった方々は勉強熱心ですし、クリエイターとして誇りももってますし、何よりお客様のためと・・・
そんな人たちばっかりだったら私自身もこんなことを書く必要はないんですよねぇ・・・


今回の言いたいことは、ヘアカラーリストがヘアカラーで色を作るには【こんなことを見て考えているんだ】や【色を作る理論ってこんなことなんだ】とか【眼が凄いんだw】って思えてもらえたら幸いかなと。


そういった過程で作られたヘアカラーリストの色を感じてもらえるようなクリエイター志向のお客様との出会いを日々楽しみにしている艮でした。
もう少し語りたかったですが今回はここまでで・・・

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明るさ(明度)のお話。

こんばんは。
頑張って更新をたくさんしようと意気込んでいたにもかかわらず、数日間放置してしまっていたことが残念でならない艮です・・・
何故更新出来なかったかというと・・・ 毎日終電 → 帰ったらお風呂 → 就寝の日々だったので(;´д⊂)
なので、やっぱり通勤時間を利用して携帯から更新しようかなぁと。


今日は、まず最初に友人にブログ始めたんですと伝えたら、その友人のブログに貼り付けて頂けたみたく、そこから、それを見た別の友人からメールを頂けたりと・・・
なんだかこういうのって嬉しいですよねぇ ということを感謝の意を込めてお礼の一言を
                                      友人の方々ありがとう('∇')  


では本題に、前回に【難しい髪質】のことをお話させて頂いてダメージと明るさの話をさせてもらいました。
その日本人の髪の明るさの話をちょっとしようかなと思います。
よく7レベルにしてくださいとか、会社で8レベルまでしかダメなんですとか、私って何レベルなんですか?
などという言葉をよく耳にします。
このレベルとはヘアカラーにおいて明度【明るさ】のことを意味しています。


色の世界には無彩色と有彩色の世界があり、無彩色の世界とは白と黒で成り立つ色しか存在しない世界で
最も暗い色を黒とし、そこに白を混ぜていくことで明るさが明るくなって灰色になっていき最も明るい白に至ります。
しかし、日本人の毛髪は黒いのですが明るくしていくと灰色になることはないですよね?
明るくすると赤茶色などに変化をしていきます。
これは、毛髪が色(メラニン色素)を持っていて、それが壊されることで色の変化が行われるので私はヘアカラーにおいては有彩色として考えています。


日本人の髪の毛は黒いですよね?単純に言うとメラニン色素によって黒くは見えているのですが、考え方としては髪の毛は赤・青・黄が混ざり合って茶色になり黒く見えるというのが日本人の髪の毛の色と理解してもらえたら今後の話がわかりやすいかなと・・・


その日本人の黒髪を明るくした場合の明るさのものさしをヘアカラーではナチュラルレベルといいます。
また、日本人の黒髪は明るくすることで色の変化を起こしますが、その時に出てくる色のことをアンダーカラーともいいます。、
では、髪の毛を明るくしたときに色が変化していく過程がどのようになっているのか?
まず、色には壊れる順番があり順番に青→赤→黄と壊れていくのですが壊れた青と赤と黄のバランスで髪の色が変化をしていきます。


どう変化するかとういうと


青→青紫→紫→赤紫→赤→赤橙→橙→黄橙→黄→薄黄といったように変化するんです。
この出てきた色がアンダーカラーで、それに数字をつけたものがレベル(ナチュラルレベル)なんです!!
例えば赤ならレベル5とかといったような風に。


しかしここで問題があるんです・・・


このレベルの考え方と数字の考え方は、美容室によってバラバラなんです(;´д⊂)
私自身日本のヘアカラーのまずやるべきことは、これの統一だとおもっているんです。
統一することで、美容師さんが理解しやすい環境になりますし理解できれば作りたい色がだせるようになる、そうなればお客様が喜ぶ、そうなれば綺麗な女性やカッコイイ男性が増える、それが理想なんですよねぇ・・・


何がいいたいかといいますと、これをキッチリ理解していない美容師さんはゴマンといるということなんです、
これは、自分が講習などをさせて頂いた生徒さんの経験上の話なので残念ながらホンマなんです(;´д⊂)
理解できてない人がカラーをしているなんて私的には全くありえないです。
何故理解しないといけないかを次の機会にお話しようかなと・・・


今回は、レベルってそういうことなんだって理解してもらえれば○で!!ちょっとマニアックな話になってしまったのでスイマセン(;´д⊂) カラーリストってマニアックな人多いと思いますがw 

本当は、図や髪の毛があるともっと分かりやすいのですが文章ではこれで許してください!
では、では・・・
何故ヘアカラーリストが存在するのか?

こんばんは、電車通勤になりそうなので以前から買うか悩んでいた i-pod nano (16GB オレンジ)をヨドバシカメラのポイントで無料で購入したヘアカラーリストの艮です。(ポイント貯まりすぎでしたw)
最初は、 i-pod classic にしようか悩んだのですが携帯性と可愛さに惹かれ nano にしました(*´д`*)
とまぁ、自分事はこれぐらいにしておき本題にいきます。


ブログ作成第二弾のテーマは
【何故ヘアカラーリストが存在するのか?また何故必要なのか?】


最初に海外でヘアカラーリストは、ほぼ当たり前ですとお伝えさせて頂いたのを覚えていらっしいますか?
これは、海外はたくさんの人種の方が1つの国に集まっているので美容室に来るお客様も色んな人種の方が来られるのです、人種が違うと毛質が違いますし何より 【色素が全く違う!】 というのがあるので色んな人種の方に対応するためにも、しっかりとした知識を持った専任が必要なんです。


では、日本に置き換えて見ると?
確かに海外の方の在住は増えてきてますが、それほどでもないですよね・・・


それなら必要ないのでは?
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことないんです。何故なら・・・


日本人の髪は、本当に【難しい髪質】で【難しい色素】を持った人種なんです。さらにもう一つ付け加えると【難しい性格】を持った人種でもある・・・(最後のは、気にさわられた方は申し訳ありません)
今日は【難しい髪質】に関しての話をさせて頂きますが、髪の毛を染めるにあたって単純に茶色くしようと思ってカラー剤を塗ると色は置いといて茶色くなりますよね? 成功! おめでとう! でOKなんですが問題が一つ発生します。

何かというと【ダメージ(傷み)】なんですね。

日本人に限るわけではありませんが明るさが明るくなればなるほど、それに比例してダメージも大きくなり、明るくなればなるほど色が落ちやすいというのがヘアカラーの特徴なんです。
じゃあ、明るくしなければいいんじゃない?と思う方は問題ないのですが、ファッションを楽しむためにヘアカラーを続ける方には大きな問題であるのです。
夏だから明るくしたい、秋冬になれば落ち着かせたい、気持ちを変えたいから色を変えたいなどなど・・・


では、私たちがそんな要望の中で大事にしていることが何かというと【明るさのコントロール】なんです。
一番やってはいけないこと、それが【無駄に明るくしない!】ということであって、一度壊してしまった自分の色素は戻ってこないんです。
戻すには人口的にカラー剤の色素で補うしかない・・・でもカラー剤の色素は流れてしまう・・・それを最小限に抑える知識をもつのがヘアカラーリストであるのです。
求める色を出すために明るさを最小限に抑える技術をもつための勉強はヘアカラーリストとしての必須項目でもあり、容易に学べるような知識で無いというのを理解して頂ければ幸いかなと。(理論を説明するには、ここでは重いw)


知識の少ない人がヘアカラーをすると求める色をだすために何をするかというと・・・
無駄に明るくなる薬剤を使う・予想より明るくなってしまった・そこまで明るくする必要はないのに・・・といった結果を残すことが多いようです。そういったことがヘアカラー=傷むという印象を与えてしまっている原因の一つでもあるのかなと少し残念な気持ちにもなります。


まぁ、何が言いたいかといいますと・・・
実際にカラーを塗ってくれている美容師さんが経験豊富なスタイリストさんなら、まだ許せますが若いアシスタントの美容師さんでは、とてもそこまでの知識や判断は出来ないと思います・・・
日本人の髪は、求める色を出すために無駄に明るくしないのが難しい髪質なんです。
そして、とてもダメージしやすい髪質なんです。
なのでカラーをしているときに、そんなことを考えてくれているんだなと感じ取ってもらえたら今回の話は◎かなと。


また最後に補足として一言、金髪にしたら勿論ダメージはします!金髪でも無駄に明るくしないで無駄に色素を削らないように求める色を作る技術と知識を持つってことです。
その経験と技術と知識をあわせ持ったのがヘアカラーリストであるとご理解頂ければ・・・


長くなりましたが、続きは次回にm(__)m
プロフィール

HN:
艮 宗慶
年齢:
45
性別:
男性
誕生日:
1978/07/28
職業:
ヘアカラーリスト
趣味:
海へ波ノリに・・・(未熟者)
自己紹介:
関西でヘアカラーリストとして働く漢(オトコ)
カラーリストのことを熱く語る漢(オトコ)
ヘアカラーのことを熱く語る漢(オトコ)
かなりマニアック要素を持ってる【ヲタク】
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