
こんにちは。
カメラマンMさんのブログを見させて頂き、早速奈良の氷室神社に桜を見に行ってきた艮ですw
桜を見ると春だなって感じますよね・・・
毎年、桜を見に色んなところに行くのですが今年は着物を着て出かけようと企んでいますw
どこか素敵な場所があれば教えて頂きたいです!
ちなみに去年は、奈良の又兵衛桜をみてきましたが、あそこの枝垂れ桜も素敵でしたよ^^
さて、本題に。
今日は、以前から質問のあった色作りの考え方のお話を・・・といっても限りなくあるので新生部に対しての考え方についてにしますね。
・質問にあった求める色は、W社レベルで8のチョコレート色 ビジュアル(写真)にはピンク味を感じるとのこと。
・新生部は5センチ伸びた状態で見た目はリフトがしにくそうとのこと。
・使用した薬剤は10/00と10/88に6/45の混合(比率は不明)
・チョコレート色はアンダーに補色をぶつけて作るという考えを持っていらっしゃるとのこと。
・結果は、色が薄くチョコレート色には見えなかったとのこと。
では、私の見解を・・・
まず、チョコレート色がミルク系なのビター系なのかで大きく変わってしまうので正確な答えがだせませんが結果論として言える事をあげますね。
10/00は、ナチュラル系 10/88は青系 6 /45は赤系ですよね
まず、新生部が上がりにくそうだったので求める8レベルに対して10レベルのナチュラル系の薬剤で明度を作ろうとしたと思うのですがリフトしにくそうと思ったのであれば明度が削られて出てくるアンダーカラーはイメージとして赤味が強く出てくると思ってください、そう考えた時に補色をぶつけるとしたらW社の10レベルでは補色の役割が果たせないぐらい薄い染料です・・・
10/88を単独で使用した時のイメージをしてみるとそんなに赤味が消せないと私は認識しているので、10/00と混合することでさらに青味が薄くなり色の力が軽減されているかなと・・・
なので、ここで使用するべき薬剤は10/00でリフトされたときに出てくるアンダーをイメージして赤味を打ち消す力のある濃い染料を混合しないと駄目ですね。
混合するとして固いブラウンを作るなら6番の青系 少しやわらかいブラウンを作るなら8番か6番の緑系を私は使用するかなです。
補色のブラウン(チョコレート)なら上記の考え方で良いと思います。
が、写真がピンク味を感じたということですがピンクを感じるならベースはピンクで作ったほうがいいですよ!
何番でもいいのでピンク系の薬剤をメインにして、その仕上がるイメージをしてみてください・・・
8番のピンク系単品ならこうなるな・・・・とイメージして・・・
10番のピンク系単品ならこうなるな・・・とイメージして・・・
写真に近いものを探し・・・あぁ、これは色が強いなと思うようならそのピンクを弱くみせるように青系を混ぜることで単純に補色を使ったピンク味を感じるチョコレート的なブラウンが出来るかなとw
逆に薄いようなら、そこに暖かみを作るブラウンを混ぜてピンクをほんのり感じる暖かいブラウンでもありでしょうし、寒色系のブラウンでやわらかい補色を成立させて作るのも良しかなと。
複雑な考え方も大事なことですが、考えすぎると自分で難しくしてしまうので、まずはシンプルに考えたほうが失敗は少ないと思いますよ?
まぁ、実際に写真とその方の髪の毛を見ないと色番の言いようがなく、なんとも言えないのですがなんとなくの新生部の色作りのイメージは感じてとって頂けたでしょうか?
イメージをすることから色作りは成り立つのですが、イメージ出来るために使う薬剤がこのアンダーにぶつかった時に、こんな色になるというのを知るためにも薬剤をちゃんと把握していないと話しにならないというのが本音ではありますがw
色を知る努力をしているか、していないかは大きな差を生みますよ・・・
ではでは。
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色に対しての理解力が欠けていました。
もう一度初心に帰って勉強しなおします(>_<)
色々なことにいっぱい手を出しすぎてみんなちゅーとハンパになっている気がします(>_<)
これからは腰を据えて勉強します。
まずは店のカラー剤の色を知ることからはじめます!ほんまにいつも勉強になります!
また鬼の様に質問しますので(笑)よろしくお願いします(^^)v