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ヘアカラーリストのことをご存知ですか? ヘアカラーリストのことを知って頂くために現在もヘアカラーリストとして働く漢(オトコ)が熱く語るブログです。
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日本人の色素。

DVC00152.jpgこんにちは。
今週も一週間があっという間に過ぎ、もう2月に・・・
もうすぐシルク・ド・ソレイユのチケット発売が近づいてきたので楽しみにしている艮です。


今回は、自分のマイブームといいますか自分の好きな色であり綺麗な色を作ることを永遠のテーマにしている【緑】の話をしようかなと。
写真は、最近作品撮りに使用する色で緑を使う予定なのでいろんな緑を作ってみましたw
まだまだ、足りないですが・・・

で、その前になんで、緑が好きなのかと・・・

日本人の髪には、赤い色素があるという事は今更いうことでもありませんが皆さんご存知だと思います。
緑を作るには、その赤という色素がとても邪魔なんですね。補色という反対色になるからであって・・・
で、自分が作りたい緑を出そうと思うと赤い色素を削る必要があります。しかし、この行為はダメージを伴ってしまう・・・かといって削らなければ作りたい緑が作れない・・・この葛藤が色作りで頭を抱える問題なんですが、これを解決させることが楽しく、最近では思うように緑が作れるようになってきたんですw


だから、尚更緑を作るのが楽しくって仕方がないわけであり【赤い色が嫌いなんです】というお客様が来られたときはテンション上がりまくりで・・・だからといって他の色が嫌いなわけでもなく、他の色を作るのが簡単なわけでもないのですがね^^;


緑を作るうえで一番難しいのは、赤い色素が人より強い方ですよね単純に緑系の薬剤をのせても茶色にしかならないし退色すると赤に戻る・・・これが嫌っていうお客様は結構いるので、これを解決する手法が自分学の中でかなり確立してきたかなと思います。
一概に緑といってもあからさまな緑をお客様に提供することはないですがね・・・いかにその方に合わせた色合いで持っていくかもヘアカラーリストとしての役目でもあるわけで^^


最初の頃に海外では、ヘアカラーリストは当たり前という話をしましたが、これは海外においてはたくさんの人種の方が1つの国や町に滞在されていて美容室にもたくさんの人種の方が来られるので色素の違う人種に対応したヘアカラーを提供するための知識が膨大なためヘアカラーリストが必要とされているわけでるのですが、日本でヘカラーリストが必要な一つの要素としての意味合いが、この色素の把握にもなるんですね。
日本人でも色んな色素を持っている方がいらっしゃいます。それに対応する知識や見分ける目を養っているのがヘアカラーリストであるのでヘアカラーリストは必要なんだと・・・
今の日本人の色素は年々変化をしてきています、食文化の変化が大きな理由とも言われていますが私自身も少なからずそう感じています。


特に最近多く感じるのは赤い色素が少なくなっている傾向ですね・・・
緑を作るという意味では非常にやりやすいのですが、楽観的には受け止められない事でもあるんですよね。
体が変化をしているというのがいい傾向であればいいのですが、アレルギー体質な方が増えているというのもそこからわかるような気もしますしね。
ヘアカラーでかぶれやかゆみが出やすくなる方もこれからもっと増えてくるのではないでしょうか?
メーカーも薬剤の改善をしていますが、食べるものも何かしら自分たちで考えていく必要があるのかなとも思う時代なのかなと・・・
小さい頃からの積み重ねが今になり、また先々に出てくるであるでしょうから医学と同じように【未病】という土台を作る生活も大事でしょうね。
ちょっと、話がずれましたがヘアカラーを長く楽しんで頂きたいという想いを書いてみましたw


色で自分を表現することを何歳になってもして頂きたいなと・・・
では、では・・・
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ヘカラーリストの醍醐味。と艮からの提案。

こんばんは。
先日、あるメーカー2社と薬剤の話をさせて頂いたのですが未だに明るさを【何トーン】と言っておられていまして、なんだかなと・・・
まだ、そんなことを言ってることに大変憤りを感じた艮です。


私自身の持論でもありますが、トーンは明るさではありません。
持論というかヘアカラーの世界では常識なことでありまして・・・勘違いをされている美容師やお客様がいらっしゃると思いますので気をつけてくださいね。
トーンとは、明るさと鮮やかさが交わる【色の調子】の事であり具体的には【ペールトーン】や【ストロングトーン】などといった言葉で表します。
決して数字で表記されることは今のところありません。
【10トーン】等の発言にはご注意を・・・特に美容師の方は。


それと、このカラー剤には【一万通りの色が作れます】と自身満々に言っておられたところもありました・・・
どう思われるかわかりませんが、私自身は【へぇ~】としか・・・w
色を作ることって数字では表せないとおもうのですよね、はっきり言って色作りに終わりがあるとは思えないので大きい数字を出せば凄い薬剤だとおもうだろうと、美容師もしくはヘアカラーリストを下にとられているような謳い文句にも憤りを少し感じたしだいでした・・・


そんなところで、本題にはいりましょうか~
(なんだか私自身も偉そうなことばかり言って申し訳ありませんが^^;)


前回、色の話の続きをしようかと。
私たちヘアカラーリストは、常に色の情報をいろんなところから収集しています。
ヘアカラーの色は勿論のことファッション関係やメイクなど流行にあわせたもの、また自分なりに作り出した色など自分の目で常に確認し脳裏に妬き付けるのも仕事の一つになっています。
これが結構大変なんですよね・・・
ヘカラーリストは、どれだけ色を知っているかというのが一つのステータスになります。色をどれだけ知っているか、そしてどれだけ覚えているかがとても大事なんです。
赤にしたいという方でもどの赤がいいのか?を選べる能力になり、お客様に似合う色はどれなのか?を選べる選択肢があるので似合わせにも非常に重要な知識であるのですが、ここで問題がでてきます。
色のイメージが湧いても、果たしてその色を出せるのか?これが一番大事なところなんですよね・・・


これが一番難しいことであり、一番の楽しさにも変えられるのがヘカラーリストの醍醐味であるのかなと。


自分の出したい色を出せるようになるためには、いろんな条件の中での判断が必要になります。髪質・明るさ・
鮮やかさ・ダメージ・履歴・調合・薬剤の把握などなど数ある条件の中で適している薬剤を選択するには経験も大事でありますが、やっぱりまずは基本である【薬剤の色の把握】です!!!
前回の画像のように、明るさに対しての薬剤の発色を自分自身の基盤にすることが、まず思うように色を作り出せるようになる一歩になるので私自身も常に色作りを続けて画像に載せますので皆さんも頑張りましょう!
でも、そればっかりじゃ駄目ですがねぇ・・・
他にもたくさん勉強することはありますが自分の出したい色が作れる能力を高めるためにヘアカラーリストは、色の勉強を常にしているからこそお客様の要望にお答えしやすいかと。


それが、ヘアカラーリストの存在意義になっているかということが今回感じて頂きたいことであります。
今年もまだまだ、始まったばかりですがヘアカラーで素敵な人たちが増えるようにしていきたいと思うしだいであります・・・


そこでこのブログを見て頂いているカラーリストの方と美容師の方々に私からの提案ですが、本当にヘアカラーが好きでもっと勉強したい・情報が欲しいという方が多くいらっしゃるようであれば、なんらかのカタチを作りたいなと感じていますのでニックネームでいいのでコメントを頂ければと。


頂きたいコメントは ↓ 

①コントロールセミナー
②デザインセミナー
③サロンワーク用デザインセミナー
④集合勉強会
⑤ヘアカラー好きの集い
⑥その他

の数字で頂けたらと⑥の場合は、内容も教えてくださいね。
このブログを美容師の方がどれだけ見ていらっしゃるかわかりませんので少なければ、また時期を見て募るか身内にだけ声をかけるかしますねぇ~
ではでは・・・
2009年 最初のお題は・・・。



DVC00136.jpgこんばんは。 2009年最初のお題を何にしようかなと悩んでいた艮です。
いろいろと考えた結果、やっぱりヘアカラーリストとして最も大事な【色】のことにしようと決めました!!!
で、私たちヘアカラーリストがまず最初に勉強することは昨年でもお話させて頂いた明るさの勉強を最初にするのですが、それが出来るようになれば次は色なんですよね。
日本人の髪の毛から作られるナチュラルレベル【明るさ】によって出てくるアンダーカラーにひとつの薬剤を塗ることで様々な色が生まれるのは、美容師さんにとっては当たり前のことですよね?


では、どんな色が生まれるのか?


それは、薬剤をそれぞれに塗ってみないとわからないのです。経験が積もれば真っ白な髪の毛に塗った色さえわかれば、その色がこのアンダーカラーもしくは明るさに塗ると、こうなるというイメージも出来るようになるのですが最初は自分の目で見て確認して頭に焼き付ける!!!という作業の繰り返しなんです・・・
ヘアカラーリストにとっては、この勉強は当たり前なんですがトータルでしているスタイリストに関してはそうでもないみたいなんですよね・・・
(ちゃんとしている方も勿論いらっしゃると思いますので、不快に感じられた方にはお詫び申し上げます。)
で、どんな風なものかが2009年から心機一転として画像を載せてみたのがそれです。
ほんのごく一部でしかありませんが、こういう風に把握することで来店されたお客様の要望に応えられるように自分の引き出しを常に作る勉強をしているのがヘアカラーリストでもあります。
トータルでされているスタイリストには勉強することが他にもたくさんあるので、この作業を費やす時間が足りないようなんですよね・・・


というか、色を作る勉強よりは、もっとカットやパーマの勉強をしてもらったほうがいいともおもいます・・・
私が言いたいのはトータルでされているスタイリストを否定しているわけではなく分業制の良さを理解して頂けたらなという想いのもとでの発言ですのでご了承くださいね。
スタイリストは【カタチ】の勉強に専念できてヘアカラーリストは【色】の勉強に専念できれば、よりいい技術が身につきやすく良いデザインが生まれやすいと思いませんか?
一年間、みっちりカットとパーマの勉強に費やした人とカラーも全部ひっくるめて勉強をした人では【カタチ】を作る経験に差が生まれると思いませんか?


私は思います。
そこが分業制のひとつのメリットでしょう・・・


まぁ今回の言いたいことが何かと言いますと、美容師さん方に一言・・・
ご自身の店にある薬剤の色をアンダーカラーに応じて確認がとれていますか?
出来ていないなら、これから始めて頂きたいということです。
色がわからない=お客様がホームカラーをするときの心境と同じですよ?
どうなるかわからない・きっとこうなるんだろうなぁという曖昧さや不安を持ちながらするカラーで料金を頂いていいのでしょうか?
確かに予想外の結果がでることも多々ありますが、それ以前にそうすることは美容師としての義務であるのではないかなというのが私自身の考えであります。
ヘアカラーリストだから強く言えると思われるかもしれませんが、そこが私たちの強みだと思っていますのでこういったことが言えるのだと・・・
逆に私たちも、もっと【カタチ】つくりの勉強をしないと駄目なんですがね・・・
そこは、頑張っていきます!!!のでお互いにやらなければいけないことを再確認して2009年はより良い【カタチ】と【色】をお客様に提供させて頂き、素敵な女性や男性を増やしていきたいですねぇ^^


みなさん、不況に負けない良い年にしていきましょうね!!!
ではでは・・・

プロフィール

HN:
艮 宗慶
年齢:
45
性別:
男性
誕生日:
1978/07/28
職業:
ヘアカラーリスト
趣味:
海へ波ノリに・・・(未熟者)
自己紹介:
関西でヘアカラーリストとして働く漢(オトコ)
カラーリストのことを熱く語る漢(オトコ)
ヘアカラーのことを熱く語る漢(オトコ)
かなりマニアック要素を持ってる【ヲタク】
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